かんぴろばくたーちょうえん

カンピロバクター腸炎

別名
カンピロバクター食中毒
最終更新日:
2017年04月25日
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2017/04/25
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原因

カンピロバクター腸炎は、Campylobacter jejuniと呼ばれる細菌によって引き起こされます。その他、Campylobacter coli、Campylobacter fetusなども原因となることがありますが、カンピロバクター腸炎の原因菌としてはまれです。 
原因菌であるカンピロバクターは、鶏などの家禽類(かきんるい)や牛の腸内に広く生息しています。カンピロバクターを保有する動物の肉や排泄物、牛乳中などにも細菌は混入することがあり、これらと接することから感染が周囲に拡大します。
具体的には、以下のようなことが挙げられます。

  • 加熱が不十分な肉を食べた(特に鶏肉)
  • 低温殺菌をされていない牛乳を飲んだ(*日本の市場で出回っているものは基本的に殺菌されています)
  • 汚染された井戸水を飲んだ
  • カンピロバクターで汚染された肉を扱った包丁やまな板で他の食材も扱った

上記のような事項が原因となり、腸炎が引き起こされることがあります。 
また、カンピロバクター腸炎にかかると、一部の患者さんでギランバレー症候群と呼ばれる神経疾患を続発することがあります。

腸炎の発症に際してカンピロバクターに対する免疫反応が誘導されますが、これに関連して、誤って神経を同時に攻撃してしまうことが原因であると考えられています。
 

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