せいじょうあつすいとうしょう

正常圧水頭症

最終更新日:
2020年02月14日
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2020/02/14
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症状

正常圧水頭症は脳脊髄液の吸収障害が生じることによって、くも膜下腔や脳室内に脳脊髄液がゆっくりと溜まり、脳室が拡大します。

急激に脳室が拡大する急性水頭症を発症した場合は、脳圧が上昇するため、頭痛や吐き気などの症状が現れます。しかし、この正常圧水頭症は、時間が経過するとともに徐々に脳室が拡大していくので、必ずしも脳内の圧が上がるわけではありません。そのため、頭蓋内圧が正常範囲の状態にあり、頭痛や吐き気などの症状は現れません。

しかし、脳室が大きくなることでさまざまな機能をつかさどる脳自体が圧迫されるため、歩行障害や認知症のような症状や尿意を感じにくいことによる尿失禁といった特徴的な症状が現れるようになります。

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