がんポータルサイトはこちら
すいぞうがん

膵臓がん

同義語
膵癌,膵がん
最終更新日:
2023年11月16日
Icon close
2023/11/16
更新しました
2022/10/31
更新しました
2021/10/27
更新しました
2021/02/25
更新しました
2020/07/07
更新しました
2017/04/25
掲載しました。
この病気の情報を受け取るこの病気は登録中です

処理が完了できませんでした。時間を空けて再度お試しください

医師の方へ

症状

膵臓がんは胃の奥に位置し、さまざまな臓器や血管などで囲まれているためがんが発生したとしても早期段階では自覚症状が現れにくいのが特徴です。早期段階でもおなかや背中の違和感、食欲低下、体重減少などの症状が現れることもあります。しかし、比較的高齢で発症し、症状の自覚があっても患者の多くは膵臓に原因があるとは思わず、背中や胃の痛みの症状を訴えて整形外科や消化器内科を受診するため、膵臓がんによる症状とは認識されずに見逃されるケースも多いと考えられています。

そして、膵臓がんは周りの臓器や血管を破壊しながら進行していくため、進行するとおなかや背中の痛み、おなかの張りなどの症状が現れるようになります。また、膵臓で産生される消化酵素を含む膵液が膵管内に詰まって膵炎を引き起こし、高熱や強い上腹部の痛みなどを引き起こすこともあります。さらに、膵管は肝臓で産生された胆汁の通り道でもある胆管と合流するため、膵管が詰まることによって胆管も閉塞し、黄疸(目や皮膚が黄色くなる症状)や皮膚のかゆみなどが見られるようになることも少なくありません。黄疸は膵頭部にできたがんの場合に比較的早い段階で症状が現れることがあるため、早期発見につながることもあります。

膵臓は血糖値を下げるはたらきを担うインスリンと呼ばれるホルモンが分泌される臓器です。そのため、膵臓がんが進行して膵臓の機能が低下するとインスリンの分泌量も減少し、糖尿病の発症・悪化が生じることもあります。中高年で糖尿病を発症したり、急に血糖コントロールが悪化したりしたケースでは膵臓がんの可能性を考え、早期発見のためにも必要に応じて検査を受けることが大切です。

医師の方へ

医師向けの専門的な情報をMedical Note Expertでより詳しく調べることができます。

この病気を検索する
膵臓がんの関連記事

Medical Note Expertでしか読めない、学会や医局の最新医療知見を得ることができます。

「膵臓がん」を登録すると、新着の情報をお知らせします

処理が完了できませんでした。時間を空けて再度お試しください

関連の医療相談が23件あります

※医療相談は、月額432円(消費税込)で提供しております。有料会員登録で月に何度でも相談可能です。

実績のある医師をチェック

膵臓がん

Icon unfold more