症状
機能性ディスペプシアでは、みぞおち辺りの痛みや灼熱感、食後の胃もたれ、早期飽満感(少し食べるだけでお腹がいっぱいになる)などの症状がみられます。
胃もたれは、前日に脂っこいものを食べたりお酒を飲みすぎたりしたときなどによくみられる症状で、暴飲暴食であれば胃を休めると自然に軽快していきます。
しかし、機能性ディスペプシアの場合には暴飲暴食などの明らかな原因がないにもかかわらず、このような症状が慢性的に持続し、毎日あるいは週に数回程度現れます。
症状の種類や程度は人によってさまざまで、みぞおち辺りの痛みと灼熱感のどちらかがある場合を心窩部痛症候群、食後の胃もたれと早期飽満感のどちらかがある場合を食後愁訴症候群と呼び、2つの病型に分類されています。この2つが重複することもあります。
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