静岡県立静岡がんセンター 総長
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静岡県立静岡がんセンターにて総長を務め、肝・胆・膵外科部長時代には年間約400例に及ぶ肝胆膵がんの手術に携わってきた。膵臓がん手術後の補助化学療法にS-1(経口抗がん剤)を用いた大規模ランダム化比較臨床試験(JASPAC 01)で代表研究者を務め、当時の術後補助療法の標準治療に用いられていたゲムシタビンよりも、S-1を使用したほうが優れた有用性を示すことを報告し、世界中より注目を集めた。難治とされる膵臓がんの専門医として知られ、数多くのメディアに出演している。
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静岡県立静岡がんセンター
1982年 名古屋大学医学部 卒業
1982年 南生協病院 外科医師
1986年 国立がんセンター 外科レジデント
1989年 南生協病院 外科医長
1990年 名古屋大学第一外科 医員
1993年 愛知県がんセンター 消化器外科副医長
1996年 名古屋大学第一外科助手
この間 1997年6月~1998年3月 文部省在外研究員としてハーバード大学留学
1998年~2000年 名古屋大学第一外科 医局長
2002年4月~ 静岡県立静岡がんセンター 肝胆膵外科部長
2011年1月~ 同上 副院長 兼 肝胆膵外科部長
2020年4月~ 同上 病院長
2023年4月~ 同上 総長
現在に至る
Uesaka K, et al. Adjuvant chemotherapy of S-1 versus gemcitabine for resected pancreatic cancer: a phase 3, open-label, randomised, non-inferiority trial (JASPAC 01).
Lancet 2016; 338: 248-57. ほか
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