関西医科大学 乳腺外科学講座 診療教授、関西医科大学総合医療センター 乳腺外科部長、関西医科大学総合医療センター ブレストセンター センター長

日本乳癌学会 指導医・専門医・認定医・評議員 日本外科学会 専門医・認定医 日本乳がん検診精度管理中央機構 検診マンモグラフィ読影認定医師 日本がん治療認定医機構 がん治療認定医 近畿外科学会 評議員 転移再発乳癌完全寛解症例(ABCCR)検討会 代表世話人 日本癌治療学会 会員 日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会 会員 日本乳癌検診学会 会員 日本臨床外科学会 会員

岸本 昌浩 きしもと まさひろ 先生

公開日
2024/04/04

基本情報

診療科・主な得意領域

  • 乳腺外科
  • 〇切除不能・局所進行乳がん・局所再発乳がん
  • 【治療法】集学的治療(化学療法・内分泌療法・分子標的治療、根治切除術、放射線治療など)
  • 切除不能・局所進行乳がんは、全身治療により根治切除が可能となった後に、患者さまが希望されれば、病理診断科と連携しながら、術中迅速組織診で切除断端のがん組織陰性を確認し、積極的に局所根治切除を目指しています。根治切除術後の局所再発率は低いです。
  • 〇転移乳がん
  • 【治療法】集学的治療(化学療法・内分泌療法・分子標的治療、マイクロ波焼灼術、根治切除術、放射線治療など)
  • 転移乳がんは、患者さまの希望により、積極的に転移巣の完全寛解を目指します。遺残したがんには、マイクロ波焼灼術や根治切除術などを組み合わせます。完全寛解後の再燃率は低いです。
  • 〇再発乳がん
  • 【治療法】集学的治療(化学療法・内分泌療法・分子標的治療、マイクロ波焼灼術、根治切除術、放射線治療など)
  • 再発乳がんは、患者さまの希望により、積極的に無病状態を目指しています。遠隔転移巣は全身治療により完全寛解を目指します。遺残したがんには、マイクロ波焼灼術や根治切除術などを組み合わせます。完全寛解後の再燃率は低いです。
  • 〇早期乳がん                                      
  • 【治療法】乳房温存術
  • 早期乳がんの乳房温存術では、できるだけ変形が少なくなるように整容性の高い手術を行っています。たとえ乳房全切除術になる場合でも、形成外科と密接に連携しながら、自家移植や人工乳房により乳房再建を積極的に行っています。

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資格・学会・役職

日本乳癌学会 指導医・専門医・認定医・評議員
日本外科学会 専門医・認定医
日本乳がん検診精度管理中央機構 検診マンモグラフィ読影認定医師
日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
近畿外科学会 評議員
転移再発乳癌完全寛解症例(ABCCR)検討会 代表世話人
日本癌治療学会 会員
日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会 会員
日本乳癌検診学会 会員
日本臨床外科学会 会員
  • 関西医科大学 乳腺外科学講座 診療教授
  • 関西医科大学総合医療センター 乳腺外科部長
  • 関西医科大学総合医療センター ブレストセンター センター長
  • 医学博士

所属病院

関西医科大学総合医療センター

  • アレルギー科 血液内科 リウマチ科 脳神経外科 呼吸器外科 消化器外科 腎臓内科 心臓血管外科 小児科 整形外科 形成外科 皮膚科 泌尿器科 産婦人科 眼科 耳鼻咽喉科 リハビリテーション科 放射線科 歯科口腔外科 麻酔科 ペインクリニック科 乳腺外科 呼吸器内科 循環器内科 緩和ケア内科 腫瘍内科 消化器内科 肝臓内科 内分泌内科 代謝内科 膠原病内科 脳神経内科 肝胆膵外科 血管外科 頭頸部外科 精神神経科 病理診断科
  • 大阪府守口市文園町10-15
  • 京阪本線 滝井 徒歩2分 大阪メトロ谷町線 太子橋今市 2番出口  大阪シティバス:地下鉄太子橋今市バス停より徒歩約6分 徒歩6分
  • 06-6992-1001
公式ウェブサイト
関西医科大学総合医療センター

来歴等

略歴

1993年 福島県立医科大学 卒業
1993年 福島県立医科大学 第2外科 副手
1993年 太田綜合病院附属太田西ノ内病院 外科医員
1994年 福島県立医科大学 第2外科 副手
1995年 塙厚生病院 外科医員
1997年 福島県立医科大学 輸血移植免疫部 診察医
2000年 医学博士号取得
2000年 坪井病院 外科医長
2002年 国立がんセンター研究所 生物学部 研究生
2005年 寿泉堂総合病院 乳腺外科 部長
2006年 大山病院 乳腺外科 部長
2011年 明和病院 乳腺・内分泌外科 部長
2019年 明和病院 外科 乳腺・内分泌外科主任部長
2021年 関西医科大学 外科学講座 乳腺外科診療教授 同総合医療センター 乳腺外科 診療科長 同総合医療センター ブレストセンター センター長
2024年 関西医科大学 乳腺外科学講座 診療教授 同総合医療センター 乳腺外科 診療部長 同総合医療センター ブレストセンター センター長

論文

  • 1. A case of breast cancer with endocrine features. Breast Cancer. 2000; 7: 157-159.

    Atsuo Tsuchiya, Yoshihiro Nozawa, Arifumi Hasegawa , Masahiro Kishimoto, Seiichi Takenoshita

  • 2. Treatment for the decline of ionized calcium levels during peripheral blood progenitor cell harvesting. Transfusion. 2002; 42: 1340-1347.

    Masahiro Kishimoto, Hitoshi Ohto, Yayoi Shikama, Atsuo Kikuta, Izo Kimijima, Seiichi Takenoshita

  • 3. Mutations and deletions of the CBP gene in human lung cancer. Clinical Cancer Research. 2005; 11: 512-519.

    Masahiro Kishimoto, Takashi Kohno, Koji Okuda, Ayaka Otsuka, Hiroki Sasaki, Chikako Tanabe, Tokuki Sakiyama, Chie Hirama, Issay Kitabayashi, John D, Minna, Seiichi Takenoshita, Jun Yokota

  • 4. Keratin Expression in Mammary Paget's Disease in Situ With Intraductal Invasion. Case Reports in Oncology. 2012; 5: 400-403.

    Ichiro Kurokawa, Sayaka Furukawa, Masahiro Kishimoto, Ayako Kakuno, Airo Tsubura

  • 5. Body Mass Index and Menopausal Disorders During Menopause Affect Vasomotor Symptoms of Postmenopausal Japanese Breast Cancer Patients Treated With Anastrozole: A Prospective Multicenter Cohort Study of Patient-Reported Outcomes. Breast Cancer. 2017; 24: 528-534.

    Kaori Tane, Chiyomi Egawa, Shintaro Takao, Kazuhiko Yamagami, Masaru Miyashita, Masashi Baba, Shigetoshi Ichii, Muneharu Konishi, Yuichiro Kikawa, Junya Minohata, Toshitaka Okuno, Keisuke Miyauchi, Kazuyuki Wakita, Hirofumi Suwa, Takashi Hashimoto, Masayuki Nishino, Takashi Matsumoto, Toshiharu Hidaka, Yutaka Konishi, Yoko Sakoda, Akihiro Miya, Masahiro Kishimoto, Hidefumi Nishikawa, Seishi Kono, Ikuo Kokufu, Isao Sakita, Koushiro Kitatsuji, Koushi Oh, Kouhei Akazawa, Yasuo Miyoshi.

  • 6. 末梢血造血幹細胞採取時の血中イオン化 カルシウム値の動態. 日本輸血学会雑誌. 1999; 45: 456-461.

    岸本昌浩、大戸斉、色摩弥生、相楽浩哉、君島伊造、阿部力哉

  • 7. 対側頸部リンパ節転移した乳腺metaplastic carcinomaの1例. 日本臨床外科学会雑誌. 2012; 73: 1348-1354.

    岸本昌浩、山中若樹、覚野綾子、小池哲史、高尾信太郎、竹之下誠一、渡邉一男

  • 8. アロマターゼ阻害薬が著効した高度黄疸を伴うびまん浸潤性乳癌肝転移の1例. 肝臓. 2014; 55: 133-161.

    友松宗史、岸本昌浩、飯田洋也、生田真一、相原司、栁秀憲、覚野綾子、池内香子、山中若樹

  • 9. 通常マンモグラフィで不明瞭も3Dトモシンセシスで明瞭に検出された早期乳癌の2例. 明和医学誌. 2014; 1: 5-8.

    岸本昌浩、友松宗史、後野礼、増田奈々子、上瀧麻衣子

  • 10. 集学的治療により長期完全寛解が得られた局所進行頚部リンパ節転移乳癌の一例. 明和医学誌. 2015; 2: 21-25.

    岸本昌浩、友松宗史、一瀬規子、児島ゆかり

  • 11. 頭蓋骨底骨髄炎を継発した乳癌骨転移における薬剤関連顎骨壊死の2例. 明和医学誌. 2015; 2: 26-34.

    末松基生、高橋元、松本由香、岸本昌浩、光信正夫

  • 12. トモシンセシスにおけるスピキュラを伴う腫瘤描出能の検討. 明和医学誌. 2017; 4: 82-83.

    増田奈々子、岸本昌浩、藤本麻衣子、中村あずさ、樽岡照知

  • 13. 乳腺原発悪性リンパ腫の1例. 明和医学誌. 2018; 4: 73-75.

    覚野綾子、岸本昌浩、林邦雄、狭間結衣、澁谷昌広、渥美亜紀子、松林謙治、中西貴士、松原昇、岸清彦、小笠原利忠、西上隆之、山中若樹

  • 14. 完全寛解が得られたER+局所進行多臓器転移乳癌の1例. 明和医学誌. 2018; 4:46-50.

    岸本昌浩

  • 15. 浸潤性小葉癌と浸潤性乳管癌が両側乳腺に同時発生した1例. 明和医学誌. 2018; 4:84-87.

    覚野綾子、梶本仙子、一瀬規子、松之木愛香、岸本昌浩、松原昇、岸清彦、小笠原利忠、西上隆之、山中若樹

  • 16. マンモグラム検診における実施施設間のプロセス指標のばらつきが検診成績に及ぼす影響. 日本乳癌検診学会誌. 2020; 29: 119-123.

    木場愛子、林田博人、小西宗治、岸本昌浩、先田功

  • 17. 乳癌に対する乳房温存術後乳房内再発例の検討. 明和医学誌. 2021; 8: 26-28.

    村澤千沙、岸本昌浩、杉原綾子、上紺屋憲彦

  • 18. 乳癌癌性潰瘍に対する自製混合軟膏の有用性. 日本臨床外科学会雑誌. 2023; 84: 1565-1569.

    岸本昌浩

著書

  • 1. 月間インナービジョン2013年12月号(特集1 シリーズ新潮流-The Next Step of Imaging Technology-Vol.3 デジタルトモシンセシスで拡がるX線撮影の世界 II Clinical Report-デジタルトモシンセシスの臨床報告 5. 乳腺領域 2) 乳腺領域における使用経験 -乳房3Dトモシンセシスの特徴と展望 【MAMMOMAT Inspiron】)(岸本昌浩/株式会社インナービジョン/2013年) 岸本昌浩

  • 2. Rad Fan 2015年11月号 (特集2 トモシンセシスはどこまで進んでいるのだろうか? CLINICAL REPORT 乳房診断におけるトモシンセシスの有用性)(岸本昌浩/株式会社メディカルアイ/2015年) 岸本昌浩

  • 3. 月間インナービジョン2017年11月号(特集 The Evolution of DR Systems 2017 【静止画編】 FPDの進化とDigital Radiographyの新次元 III 臨床報告:Digital Radiographyを極める 3. 「MAMMOMAT Inspiration」でのトモシンセシスの有用性)(岸本昌浩/株式会社インナービジョン/2017年) 岸本昌浩

受賞

  • 2000年 第九回日本癌病態治療研究会 優秀演題賞受賞

  • 2001年 第十回日本癌病態治療研究会 優秀演題賞受賞

  • 2003年 第八回日本輸血学会 学術奨励賞 受賞

学会発表

  • 2017年 「血管新生阻害薬を用いた局所進行転移性乳癌に対する新治療戦略」第117回日本外科学会定期学術集会

    岸本昌浩、北村優、相原司、中島隆善、小野朋二郎、生田真一、山中若樹、一瀬規子、赤塚昌子、別府直仁、吉江秀憲、木村文彦、柳秀憲

  • 2017年 「ER+転移性乳癌におけるbiologyに基づいたbevacizumabとeribulinの使用法の検討」第25回日本乳癌学会学術総会

    岸本昌浩、北村優、赤塚昌子

  • 2017年 「Bevacizumab+Paclitaxel → EribulinにてCRが得られた内分泌療法抵抗性HR+頚部リンパ節転移再発乳がんの1例」第25回日本乳癌学会学術総会

    田中由希奈、岸本昌浩、北村優、赤塚昌子

  • 2017年 「HER2陽性転移性および再発乳がんに対するT-DM1の一次治療の効果の検討」第25回日本乳癌学会学術総会

    北村優、岸本昌浩、赤塚昌子一瀬規子

  • 2017年 「潰瘍形成性局所進行乳癌の出血・浸出液・異臭への対処法」第48回兵庫乳腺疾患研究会

    岸本昌浩

  • 2017年 「完全寛解が得られたER+局所進行多臓器転移乳癌の一例」第15回日本乳癌学会近畿地方会

    岸本昌浩、松之木愛香、北村優、赤塚昌子

  • 2018年 「乳房再建を踏まえた局所進行or切除不能乳癌に対する完全局所コントロールの方法とそのポイント」第6回日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会総会パネルディスカッション5 局所進行乳癌に対する乳房再建

    岸本昌浩

  • 2018年 「完全寛解が得られた骨転移症例の検討」第1回転移再発乳癌完全寛解症例検討会

    岸本昌浩

  • 2018年 「切除不能転移性乳癌に対する原発巣根治切除の意義」第26回日本乳癌学会学術総会

    岸本昌浩、松之木愛香、北村優、赤塚昌子

  • 2018年 「血管新生阻害作用薬を先行投与し完全寛解が得られた急速増大した転移性basal subtype乳癌の一例」第201回近畿外科学会

    北村優、岸本昌浩、松之木愛香、赤塚昌子

  • 2019年 「転院性乳癌の完全寛解を目指した原発巣根治切除は短期生存率を向上する」第43回乳癌懇話会

    岸本昌浩

  • 2019年 「当院におけるT4乳癌症例の検討」第27回日本乳癌学会学術総会

    岸本昌浩

  • 2019年 「当院における局所麻酔下センチネルリンパ節生検の検討」

    松之木愛香、岸本昌浩

  • 2019年 「遠隔リンパ節転移を来したLuminal type転移・再発乳癌に対する治療コンセプトと完全寛解症例の検討」第4回転移再発乳癌完全寛解症例検討会

    岸本昌浩

  • 2019年 「転移性乳癌における原発巣根治手術は生存率向上に寄与し得る~そのためには外科医による手術マネジメントが必要~」第81回日本臨床外科学会総会

    岸本昌浩

  • 2019年 「StegeⅣ症例に対する治療戦略について(Cureを目指す立場から)〜手術も含めた集学的治療で治癒 Cureを目指すか、QOLを維持した延命Careを目指すか〜」第17回日本乳癌学会近畿地方会 ディベートセッション1

    岸本昌浩

  • 2020年 「Luminal type乳癌に対する集学的治療により高率に長期完全寛解が得られる」第28回日本乳癌学会学術総会

    岸本昌浩、村澤千沙

  • 2020年 「パクリタキセル毎週投与にて間質性肺炎を来した乳癌の一例」第28回日本乳癌学会学術総会

    村澤千沙、岸本昌浩

  • 2020年 「術前化学療法にレトロゾール併用のランダム化比較第Ⅱ相試験のバイオマーカー解析」第28回日本乳癌学会学術総会

    橋本一樹、高尾信太郎、渡辺直樹、宮下勝、山神和彦、小西宗治、國久智成、諏訪裕文、橋本隆、岸本昌浩、三好康雄

  • 2021年 「HR+HER2-転移性乳癌のdisease freeを目指した治療戦略とその予後」第29回日本乳癌学会学術総会

    岸本昌浩

  • 2021年 「今さら聞けないトモ講座~トモシンセシス画像の活用法と今後の展望~」第31回日本乳癌検診学会 ランチョンセミナー

    岸本昌浩

  • 2021年 「2nd line palbociclib + fulvestrantで完全寛解したER+骨・縦隔リンパ節転移再発乳がんの一例」

    田中嵩誉、宮田真未、矢内洋次、岸本昌浩

  • 2022年 「COVID-19感染により治療中断も治療再開後無病状態に到達し得た多発肺転移を有する両側広範囲続発性炎症性乳癌の一例」第45回乳癌懇話会

    岸本昌浩

  • 2022年 「disease freeに到達する切除不能転移乳癌の限界」第30回日本乳癌学会学術総会

    岸本昌浩

  • 2022年 「切除不能・転移・再発乳癌に対するcureを目指した外科医の挑戦」第20回日本乳癌学会近畿地方会 特別企画

    岸本昌浩

  • 2023年 「Oligometastasisの概念は必要か?-disease freeに到達し得た最多転移臓器数・転移個数症例の検討-」第148回阪神乳腺談話会

    岸本昌浩

  • 2023年 「乳癌肺転移増悪と鑑別を要したCVポート感染に起因する結節形成型肺炎の一例」第206回近畿外科学会

    坂口五月、岸本昌浩

  • 2023年 「転移再発乳がんに対するcureを目指した治療戦略」第5回転移再発乳癌完全寛解症例検討会

    岸本昌浩

  • 2023年 「転移乳癌に対する全身治療による転移巣のdisease free到達とその後の原発巣根治切除の意義」第31回日本乳癌学会学術総会

    岸本昌浩

  • 2023年 「HER2陽性局所進行転移性乳癌に対しT-DM1、T-DXd投与を行い著効した一例」

    坂口五月、宮田真未、矢内洋次、岸本昌浩

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