胃がん

胃がんが再発し、再度の内視鏡治療は難しいと言われた例

最終更新日
2021年07月14日

NTT東日本関東病院 内視鏡部部長の大圃おおはたけん先生に、胃がんの症例について伺いました。

胃がんが再発し、再度の内視鏡治療は難しいと言われた例

この患者さんは、過去に胃がんで内視鏡治療をした後に再発した方でした。一般的には、一度内視鏡治療を行った場所にもう一度内視鏡治療を行うのは難しいとされています。これは、内視鏡治療を行うと炎症・線維化を起こし、穿孔(せんこう)(穴が開くこと)の可能性が高くなるためです。

この方はほかの病院で内視鏡治療ができないと言われていました。しかし、これは手術難易度の問題であり、当院なら内視鏡治療が可能と判断できました。治療は1時間弱で終了し、その後は元通りの暮らしを送っていらっしゃいます。このように何度も内視鏡治療を行うのは、当院では珍しくないことです。

NTT東日本関東病院

〒141-8625 東京都品川区東五反田5丁目9-22 GoogleMapで見る


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