検査・診断
転移性肝がんの診断には、血液検査と画像診断が用いられます。
血液検査
肝機能のチェックと腫瘍マーカーの値をチェックします。肝機能検査では、ALP、γ-GTP、LDHが上昇していることが多いです。腫瘍マーカーは原発巣によって上昇するものが異なるため、原発巣の推測に役立ちます。また抗がん剤治療を行う場合は、治療前後のがんの状態を比較する目的でも使われます。
画像検査
腹部エコー検査
肝臓にできた病変を描出しやすく、簡便性のある検査です。肝臓に異変がないかをまず調べるときに有用な検査です。
造影CT検査
撮影前に造影剤を静脈内に投与し、小さながんでも見つけやすくします。転移性肝がんの場合には、がん自体は正常な肝臓の部位よりも濃くうつり、周辺が輪っかのように白く染まったようにみえます。
MRI検査
MRIでもCT検査と同様、造影して撮影を行います。T1強調画像では低信号、T2強調画像では高信号を示すことが多いです。また黄疸が強い場合などには、胆道の状態をみるためMRCPという検査が行われることもあります。
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抗がん剤治療で癌が消える(画像で見えない)場合はありますか?
現在、直腸癌を切除して次に肝臓に転移した癌(今のところ1か所)の切除の前に抗がん剤治療を実施しております。抗がん剤治療の繰り返しで効果があり腫瘍マーカーの値が小さくなっております。今度MRI、CT検査で転移巣の状況を確認する予定です。そこで (1)腫瘍マーカーの数値だけを見ると標準値です。転移巣の癌が消えている可能性はありますか? (2)もし消えていた場合、切除しないと思いますが、どのような治療になりますか? 以上、宜しくお願い致します。
父が横行結腸ガン+肝臓ガンのステージⅣと診断されました
2ヶ月ほど前に父が十二指腸潰瘍になり、手術を受けました。その際に大腸に影が見つかり検査した所、横行結腸ガンと肝臓ガンのステージⅣと診断されました。横行結腸ガンの方は腫瘍が大きすぎてカメラが通らなかったくらいだと言われ、それが転移して肝臓に二箇所小さな腫瘍がある状態だそうです。リンパへの転移はありません。検査結果を伝達してくれた母によると、ステージⅣと言えど、無事に腫瘍が切除できればそれほど絶望的な状態ではないと医師から説明されたとの事なのですが、それが私を安心させる為にそう言っているのか、本当に希望がある状態なのかわからず、心配でたまりません。母は手術もそんなに難しいものではないから帰省しなくて良いと言っているのですが、本当にそんなにリスクは無いのでしょうか?父は数年前に腰を粉砕骨折して大きな手術をしており該当箇所にボルトが入っていて、元々介助が無いと生活できない状態でしたので、体力がある状況とは決して言えません。もっと言うと、その前には10年以上鬱病とアルコール中毒を患っていたので、処方された強い薬も常飲していました。そういう状態の父が、そのような大掛かりな手術をする事自体が本当に体力的に耐えられるのかどうなのか、またそれらを知るためにどういう情報を調べたらいいのか、全くわからない状態です。ぼんやりした相談で恐縮ですが、こういう時にまず家族としてはどういう知識を仕入れるべきなのか、また上記の状況での手術にどの程度リスクがあると考えるべきなのか、アドバイス頂けましたら幸いです。
転移性肝がんの治療について
父が1年前に胃がんのステージ4‐Ⅲbで胃を4分の3切除しました。抗がん剤治療をしていたのですが新たに肝臓に転移しているのが見つかりました。 肝臓も切除を勧められたのですが、父もすっかり気落ちし、転移の成果もしれませんが体力も気力も無いような状態です。でも、主治医の先生に従おうとしています。家族としては前回の胃の時も大変でしたし、手術以外の方法はないものかと悩んでいます。
肝臓に転移。ステージ1
2cm程度の腫瘍が1ケ所。治療方法の選択で悩んでおります。できるだけ手術はしたくないが、別の方法で治癒できるものかどうか。自覚症状はありません。 アドバイスをお願いします。
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