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てんいせいかんがん

転移性肝がん

最終更新日:
2017年04月25日
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2017/04/25
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治療

原発巣が根治し他の転移がない場合には、手術をしてがんを取り除く肝切除やラジオ波焼灼療法(RFA)が抗がん剤治療と併用して行われます。ただし全身状態がよく、がんが切除可能なことが条件です。

肝切除

肝臓は非常に再生力の高い臓器であるため、切除した範囲によっては手術後に再生する可能性もあります。肝機能が悪い場合は、術前に肝機能検査を行い、どの程度まで切除可能かを見極める必要があります。現実的には、転移が肝臓全体に行きわたっている状態や肝機能が著しく低下している患者に肝切除は不可能であり、抗がん剤でがんを小さくしてから手術に踏み切るパターンもあります。

ラジオ波焼灼療法(RFA)

がんの部位に電極を差し込み、ラジオ波によってがんを100度近くまで加熱し、焼灼壊死させる治療法です。肝切除より体への負担は少なく繰り返し行えるという利点もあります。肝臓内のがんが3つ以内かつ3cm以下が適応とされていますが、その他の場合でも行われるケースはあります。

抗がん剤治療

がんを小さくする治療で、抗がん剤だけでは根治はできません。転移性肝がんでは肝臓の太い動脈に抗がん剤を注入し、一度に多量の薬をがんに直接流す方法もあります。これにより全身に抗がん剤が届きにくくなるため、副作用の軽減が期待できます。

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