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【特集】 自分でできる花粉症対策

【特集】 自分でできる花粉症対策
[医師監修] メディカルノート編集部

[医師監修] メディカルノート編集部

北海道を除く地域では、2月半ばごろからスギ花粉飛散が本格化し、5月初旬まで続きます。毎年花粉症に悩まされている方も多いと思います。自分でできる花粉症対策について考えてみましょう。

毎年ひどい花粉症に悩まされているようなら、花粉が飛ぶ前から予防的に薬を使っておいたほうが、ピーク時の症状を抑えられると考えられています。1月末ごろの症状がないときから、アレルギー反応を抑える薬(飲み薬、目薬、点鼻薬)を使用しておくことがあります。

また、数年間かけて少量ずつ花粉の成分を体に入れることで、徐々に花粉症を治していくという減感作療法もあります。

病院での治療をする、しないに関係なく、日常生活の中で自分で行うことが可能な対策も重要です。どのような対策があるか見ていきましょう。

体に花粉を入れない工夫が必要です。

天気予報の花粉情報に注目し、飛散が多い日や時間帯はできるだけ外出を避けるのも重要です。晴れた風の強い日の日中は特に花粉が飛びやすいとされています。部屋の換気も避けましょう。

花粉の侵入経路は口・鼻・目の粘膜、そして皮膚です。これらの部位をできるだけ露出しないようにするため、マスク・メガネなどを活用します。一般的な使い捨ての不織布性マスクや、ガーゼマスクで、口・鼻に入る花粉量を減らせます。メガネについては、上や側面にガードがついたものだと、目の粘膜が保護できます。

外出時の衣服はツルツルした素材にし、家に入る前に衣服をはたいて花粉を取るようにします。帰宅したら衣服はすぐ脱ぎ、寝室とは別の場所に置いておくほうがよいかもしれません。入浴やうがいで体の表面に付いた花粉を落とすのもよいでしょう。

布団は外に干さず、掃除機で吸うようにします。掃除機を使用するときは空気清浄機も併用するとよいかもしれません。洗濯物もできるだけ外に干さないほうがよいでしょう。

空気清浄機や加湿器を活用します。コンタクトレンズを使用していると、アレルギー性結膜炎が悪化しやすいので、一時的にメガネにしたり、ソフトレンズの場合は1日使い捨て製品にしたりしてレンズ洗浄をいつも以上に心がけましょう。

スギ花粉は粒子が小さく、風に乗って遠くまで飛んでいくので、都市部に住んでいても避けることが難しいです。しかし、対策を行えば症状を軽くすることは可能ですので、できることから始めていきましょう。