てにすひじ

テニス肘

(上腕骨外側上顆炎)

最終更新日:
2021年10月11日
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2021/10/11
更新しました
2017/04/25
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治療

上腕骨治療は大きく保存的療法と手術療法の2つに分けられ、まずは保存療法から始めます。手術療法は保存療法では効果がなかった場合、痛みが強い場合などで検討されます。

保存療法

原因となるスポーツの一時中止も含めた患部の安静、ストレッチ、薬物投与、装具着用などがあります。テニス肘が起こる要因は使い過ぎによるものなので、少し作業を控えるとともに、手首周辺の筋肉のストレッチを行います。

痛みが強い場合などには湿布や外用薬の処方が検討されるほか、肘の外側にステロイドの注射が検討されることもあります。また、作業を行うときには専用のベルト(装具)を装着します。

手術療法

保存療法を開始してから半年程度で多くの人はよくなりますが、改善しない場合には手術を検討します。手術では原因となる組織などを切り離すことで、テニス肘を起こしにくくします。

セルフケア

痛みの緩和には、ストレッチや筋力トレーニングなどが有効な場合があります。

たとえば、肘を伸ばした状態で手首を曲げ、30秒静止した後に脱力することや、腕や手首を回す運動など手軽なものを取り入れるとよいでしょう。ただし、痛みの強いときは控えるようにしましょう。

なお、スポーツに復帰する目安には個人差がありますが医師と相談のうえ、痛みが生じてから3週間程度経過すれば復帰を検討してもよいでしょう。復帰の際は専用のベルトを着用したうえで行い、ストレッチなどを入念に行うことが大切です。

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