だいちょうけいしつしょう

大腸憩室症

最終更新日:
2018年09月05日
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2018/09/05
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治療

大腸憩室症では、全身状態や出血、感染の状況によって治療方針が異なります。出血の程度が強く血圧が不安定である場合には、輸血も含めた治療が必要とされます。止血のために、内視鏡的に止血をしたり、動脈塞栓術を施行したりすることがあります。これらの処置で出血のコントロールが困難な場合、出血源となっている大腸を摘出することもあります。

炎症が生じている場合には、ときに腸管が穿孔していることがあります。重篤な穿孔が疑われる際には、緊急手術が必要とされます。

その他の場合は、腸管の安静を保ちつつ抗生物質投与、ドレナージ術などを検討し、治療が行われます。ただし、これら治療によっても改善傾向がみられない場合には、手術も検討されます。

大腸憩室を有する方は近年増えてきており、一度発症すると入院を余儀なくされてしまうことがあります。再発をきたすこともあるため、専門の医療機関において適切な治療を受けることが大切です。

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