原因
大腸憩室症は、大腸の一部が袋状に飛び出た憩室における感染や出血などを原因として起こります。
大腸の憩室の形成には、食生活が関与していると考えられています。食物繊維の少ない食事により腹圧がかかりやすくなり、腸のなかでも弱い部位が袋状にはみ出てきます。近年では、日本においても大腸憩室を持つ方が増えています。
大腸憩室における出血や炎症は、いくつかのリスク因子が関わって起こります。たとえば、頻回の解熱鎮痛剤の服用や肥満は出血のリスクを高めます。また、大腸憩室における炎症は、肥満、喫煙習慣などが関与して起こると考えられています。
医師の方へ
大腸憩室症について
大腸憩室症の概要、診断方針、治療方針をまとめて確認することができます。
「大腸憩室症」を登録すると、新着の情報をお知らせします