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きつえん

喫煙

最終更新日
2017年04月25日
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2017/04/25
掲載しました。

概要

喫煙とは、タバコの煙を吸い込む行為を指します。喫煙は多くの健康被害をもたらすことが知られており、肺がんを代表とした悪性腫瘍だけではなく、全身の血管障害を引き起こし心筋梗塞脳梗塞などの発症基盤になることもあります。さらに、喫煙に関連した健康被害は喫煙者本人のみでなく、周囲にいる人にも波及することも知られています。

タバコには「身体的依存」と「心理的依存」の2つの依存性が伴います。こうした依存性を伴う喫煙をやめるためには専門家の指導を受けることも重要であり、ニコチンパッチやチャンピックスといった禁煙補助薬を使用して禁煙を達成します。

 

原因

タバコには、さまざまな有害物質が含まれていますが、主に「ニコチン」と呼ばれる物質が問題となります。ニコチンによって喫煙に対する依存性がもたらされ、なかなか思うように喫煙習慣を断ち切れなくなってしまいます。

また、「タバコを吸う」という習慣に対する依存性も喫煙によってもたらされることのひとつとして知られています。このように、「ニコチンによる身体的依存」と「習慣としての心理的依存」の2つの依存性によって喫煙は習慣化してしまいます。

なお、タバコの煙の中には有害物質として、一酸化炭素や活性酸素、ヒ素、ダイオキシン、シアン化合物、窒素化合物、ホルムアルデヒド、アフタレン、ピレンなど数多くのものが含まれています。喫煙が習慣化することでこれらの有害物質を慢性的に体内に取り込むこととなり、肺のみならず皮膚や脳、血管など全身に影響が生じます。

症状

喫煙を習慣的に行うことで、有毒物質を体内に多く取り込むことになります。喫煙による健康影響は全身各所に及び、たとえば肺がん食道がんといった悪性腫瘍を例に挙げることができます。

また、喫煙によって肺の組織障害が進行し、COPDと呼ばれる病気を発症することがあります。COPDが進行すると、少しの動作でも息苦しさを覚えるようになり、生活の質が著しく低下することが懸念されます。

その他、喫煙では動脈硬化の進行が促進されるため、心筋梗塞脳梗塞といった血管性疾患の発症も懸念されます。肌の老化の加速化、認知症の進行なども喫煙によりもたらされる健康被害であるといえます。

検査・診断

喫煙が習慣化していると考えられる場合、依存性についての評価を行うことが大切です。喫煙習慣に関する問診のみならず、呼気中に含まれる一酸化炭素濃度を測定することでも、喫煙状況を評価することが可能です。呼気中の一酸化炭素を継続的に測定していくことで、喫煙に対してどの程度依存しているのか、禁煙が達成されているのか、などを評価することが可能です。

治療

依存性のある喫煙の治療に際しては、頭で禁煙をしようと思っていても自身の力のみでは実際には達成が難しいこともあります。そのため、日本においては禁煙を目的とした禁煙外来と呼ばれる機関が設置された医療機関もあります。

禁煙手帳を用いて禁煙状況を記録したり、禁煙補助薬を利用したりしながら禁煙を目指します。こうした助けを受けながら、少しでも楽に禁煙を達成できる体制をとることが大切です。

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