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Urinary organs
膀胱がん
膀胱がんとは、膀胱の内側におきた悪性腫瘍をいいます。腫瘍には良性のものと悪性のものがありますが、膀胱にできる腫瘍のほとんどは悪性腫瘍、つまりがんです。膀胱がんは特に50歳以上の男性に多く、ほとん...
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泌尿器

膀胱がんぼうこうがん

更新日時: 2017 年 04 月 25 日【更新履歴
更新履歴
2017 年 04 月 25 日
掲載しました。
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概要

膀胱がんとは、膀胱の内側におきた悪性腫瘍をいいます。腫瘍には良性のものと悪性のものがありますが、膀胱にできる腫瘍のほとんどは悪性腫瘍、つまりがんです。膀胱がんは特に50歳以上の男性に多く、ほとんどは移行上皮がんというタイプです。一部の薬物や化学物質に接していたことが、発症要因のひとつであることがわかっています。

膀胱がんは早期のものであれば、尿道からの軽い手術で治療することも可能です。日頃から検診を受けて、異常が見つかれば精密検査や手術を受けるなど早期に対応することが重要です。

原因

膀胱がんのリスク因子としては、まずたばこを吸うことが挙げられます。また、喫煙だけでなく、年齢や性別、人種などの因子も膀胱がんの発症と関係しています。

このほか、ベンジンなどの化学物質と接触する機会がある職業に従事していることが、因子となりうるともいわれています。また、コーヒーの摂取なども膀胱がんのリスク因子となると考えられています。

症状

膀胱がんの症状には、痛みや違和感などのない血尿などがあります。トイレが近くなるなどの症状を伴う場合もありますが、多くは血尿以外に特徴的な症状がないため発見が遅れてしまう傾向があります。膀胱がんが進行すると、ふらつきや息切れしやすくなるといった貧血の症状が現れたり、骨盤や周辺部位に痛みが生じたりすることがあります。

検査・診断

膀胱がんの検査項目には以下のものがあります。

  • 腹部超音波検査
  • 膀胱鏡という内視鏡を用いた検査
  • 血液検査や尿検査

など

腹部超音波検査では、膀胱の内側にできた腫瘍の形状や大きさなどを調べます。膀胱鏡検査では、膀胱鏡と呼ばれる特殊な内視鏡を体内に入れて直接腫瘍の形状などを観察します。また血液検査を実施して、貧血やその他の臓器障害が起きていないか調べます。

膀胱がんが進行している可能性がある場合、CT検査などの画像検査により、全身への転移がないか調べることもあります。なお、膀胱がんの確定診断は、手術の際に腫瘍組織を採取し、顕微鏡で詳しく調べることにより行います。

治療

膀胱がんに対する治療は、がんが粘膜の表面にとどまっているか、筋層にまで達しているかで異なります。

がんが粘膜表面にとどまっている場合

粘膜の表面にとどまっているがんに対しては、膀胱鏡を用いた内視鏡手術を実施してがん組織を切除します。再発リスクが高いと診断された場合は、術後に再発を防ぐための補助的な治療として、膀胱内への抗がん剤やBCG注入が検討されることもあります。

がんが筋層に達している場合

根が深く筋層にまで達している進行がんの場合、膀胱を取り除く手術と抗がん剤治療を組み合わせて行う必要があります。

膀胱を取り除く際には、腎臓からやってくるおしっこの通り道(尿路)を変更する必要が生じるため、尿管を皮膚に直接取り付ける方法(尿管皮膚ろう)や、小腸の一部を使って尿路をつくる方法(回腸導管)などが行われます。

尿路を変更する手術の後には、受けた手術の特徴に合わせたリハビリテーションが必要です。術後のリハビリテーションでは、患者さんが不安なく日常生活を送れるよう、ご自分で排尿を管理するための排尿訓練などを行います。

退院後は、新膀胱に変化はないか、感染症などの問題が起こっていないかを確認するために、外来で定期的な検査が行われます。尿路変更術の後、排尿に何らかの変化が現れたという場合は、次回の定期検査を待たず、すみやかに外来を受診しましょう。

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