治療
毛孔性苔癬は、審美性に問題を生じることから治療対象になることがある一方、自然に消失・消退することを期待して経過観察することもあります。
治療介入を行う際には、保湿剤や皮膚を柔らかくすることを期待した外用薬(尿素含有の角質軟化剤、サリチル酸ワセリンなど)が使用されます。外用薬の効果が見られない際には、レーザー治療やケミカルピーリングなどの治療方法が選択されることもあります。
毛孔性苔癬は、見た目の変化以外に症状がないため放置されることもあります。治療方法についてもさまざまなものがありますが、保険診療外のものもあり、期待できる治療効果も多様です。そのため、美容的な観点から気になる際には、専門の医療機関を受診して治療の可能性について相談することが大切です。治療を選択した場合は基本的には長期継続をしていくこととなります。
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