検査・診断
気管支喘息発作が起こった場合、呼吸、脈拍、血圧、体温、意識レベルなどのバイタルサインと患者からの問診の内容を元に状態を把握します。問診では、病歴、発作が起こった時間、発作が起こったと考えられる原因、服薬状況、そのほかの既往歴の有無などが参考になります。また、何らかの感染や気管支喘息以外の病気が疑われる場合は、胸部X線検査、喀痰細菌検査、血液検査などを行うこともあります。
気管支喘息発作は症状に応じて軽度(小発作)、中等度(中発作)、高度(大発作)、重篤の4つの発作強度に分類されます。発作強度は主に呼吸困難の程度で判断され、ほかに動作の様子(歩けるか、会話できるかなど)や呼吸機能検査の数値が参考とされます。
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