検査・診断
症状や胸部X線検査、CT検査の画像所見から肺胞出血が疑われる場合、特発性肺ヘモジデローシスの可能性が考えられます。
確定診断には、胸部造影CT検査、心臓超音波検査などの画像検査や、血液検査、尿検査などを行ってほかの病気ではないことを証明します。また、患者の痰や胃液を採取した検体や気管支内視鏡検査で、ヘモジデリンを貪食*した細胞(肺胞マクロファージ)の有無を確認します。
*貪食:病原体や寿命を迎えた不要な物質を飲み込むこと。好中球や好酸球、マクロファージなどに備わった機能。
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