検査・診断
受傷時の状況と身体診察による所見から診断がなされます。目に見える傷がある場合には、傷の範囲や深さを確認し、大きな出血がないかを注意深く観察します。傷が広範囲に及ぶ場合には、尿道の損傷がないことを確認するために、逆行性尿道造影を行うことがあります。
逆行性尿道造影とは、尿道の出口(外尿道口と言います)から造影剤を注入して尿道を調べる検査です。
精巣損傷では、精巣を覆う膜(精巣白膜)の損傷の有無、陰嚢内の血腫の有無を確認するために超音波検査を行います。
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