治療
肩腱板損傷の治療では、保存療法もしくは手術的な治療介入が行われます。どちらを選択するかは、患者さんの年齢や職業、肩を使う頻度、日常生活に対しての障害具合、どの程度肩の障害が持続しているかなど考慮して決定します。
肩腱板損傷ではまず保存的療法が取られることが多く、患部の安静(三角巾の使用や肩の使用制限)、痛み止めの内服、理学療法やヒアルロン酸・ステロイドの注射などを行います。
しかし、保存療法の効果が薄い、損傷の程度が強い場合には、手術により肩腱板の修復を行います。手術は直視下に行うものと関節鏡下に行うものがあります。術後は1か月肩装具で肩関節を固定したあと、回復具合をみながらリハビリテーションを実施します。
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