症状
出生時に皮膚の色が一部白く抜けている場合があります。しかし、皮膚の症状は、出生時に明らかではないこともあり、年齢を経てから初めて認識されることもあります。この場合、多くは3歳頃までに明らかになりますが、それよりも遅いこともあります。
皮膚の色調が薄くなる脱色素性母斑は、体幹を中心に見られます。しかし、それ以外にも手足や腕など体のあらゆる場所に生じることがあります。一か所のみに皮膚症状が出現することもあれば、複数か所に見られることもあります。
これら脱色素性母斑の症状は基本的には年齢とともに変わるものではなく、大きさや数、分布状態などは一定です。見た目に周囲の皮膚とは少し異なって見えることから、整容的観点から支障を生じることもあります。
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