けっきょう

血胸

最終更新日:
2017年04月25日
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2017/04/25
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治療

血胸は、症状や出血量に応じて治療方法が異なります。

出血の程度が少ない場合には積極的な治療をせず、経過観察を行うこともあります。一定量以上の血液が存在している場合には、胸腔内に針を刺し血液成分を排出(ドレナージ)します。チューブをそのまま留置しておきながら、持続する出血に対応することもあります。

出血量が多い場合には、輸液や輸血などによって血圧の管理を行います。

また、血胸では血液成分を放置することで、感染症や器質化を生じることがあります。ドレナージがうまくできなくなってしまった場合には、腹腔鏡補助下手術(video-assisted thoracic surgery: VATS)が選択されることがあります。

時間が経過するとともに続発症が生じるリスクは高まるため、早い段階から手術の適応かどうかを検討します。また感染症に対しては、抗生物質の投与も必要です。

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