治療
視神経管骨折と診断された場合は、後遺症をできる限り抑えるためにも早く受診しましょう。
具体的な治療としては、48時間以内に視神経への圧迫を解除するための視神経管開放術や、ステロイドの大量投与を行うことで視力や視野の障害を改善する可能性を高めます。視神経管開放術は、頭蓋骨から行うケース、眼窩(目の周りの骨)から行うケース、内視鏡を鼻から入れて行うケースがありますが、近年では体への負担が少ない内視鏡での手術が増えています。
飲酒時や受傷時に頭部外傷によって意識障害を伴う場合、また、子どもや高齢者などは、視力障害があっても気付かれにくいことがあるため注意が必要です。
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