症状
軽度認知障害の主要症状は、記憶の低下です。年齢に応じて記憶力が低下するのは加齢現象の一環としてよく見られるものではありますが、軽度認知障害においては、その頻度が加齢現象に比して多いことが特徴です。
そのほか、大事な約束を忘れてしまう、会話の流れがどうしてそうなったかを思い出せないなどの症状が出ることがあります。同じ質問を繰り返す、注意力が散漫になる、状況説明をする適切な単語が思い浮かばないなどの症状を見ることもあります。
しかしながら、こうした記憶力の低下は日常生活に支障をきたすほどではないことも特徴です。軽微な支障はありますが、より病的な意味合いの強いアルツハイマー病などで確認できるような認知障害が出ることはありません。
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