国立療養所多磨全生園 園長

日本皮膚科学会 認定皮膚科専門医

石井 則久 いしい のりひさ 先生

日本では年々減少しつつあるハンセン病の診断や治療、医学教育のほかにも、ハンセン病に対する偏見を持つ人がひとりでも少なくなるようサポート体制を整える。東南アジアやアフリカなどの開発途上国におけるハンセン病の制圧にも注力している。皮膚疾患のひとつである疥癬に対して、ガイドライン作成や治療方法の普及など積極的に取り組んでいる。

基本情報

診療科・主な得意領域

  • 皮膚科
  • 性感染症
  • 皮膚感染症
  • 皮膚科学
  • 皮膚免疫学

続きを読む

資格・学会・役職

日本皮膚科学会 認定皮膚科専門医
  • 国立療養所多磨全生園 園長
  • 医学博士 取得

医療記事

来歴等

略歴

1978年 横浜市立大学医学部卒業
1980年 横浜市立大学医学部皮膚科
1981年 ドイツMax-Planck-Institute (Tuebingen)で免疫学の研究を行う
1983年 横浜市立大学医学部 皮膚科
2000年 国立感染症研究所ハンセン病研究センター 生体防御部長
2009年 国立感染症研究所ハンセン病研究センター センター長 就任
2018年 国立療養所多磨全生園 園長 就任

論文

1. 石井則久:感染症の最新動向. MB Derma 242(増): 1-6, 2016.
2. 石井則久、他(日本皮膚科学会疥癬診療ガイドライン策定委員会):疥癬診療ガイドライン(第3版).日本皮膚科学会雑誌 125: 2023-2048, 2015.
3. Yotsu RR, Murase C, Sugawara M, Suzuki K, Nakanaga K, Ishii N, Asiedu K: Revisiting buruli ulcer. J Dermatol 42: 1033-1041, 2015.
4. Sugawara M, Ishii N, Nakanaga K, Suzuki K, Umebayashi Y, Makigami K, Aihara M: Exploration of a standard treatment for Buruli ulcer through a comprehensive analysis of all cases diagnosed in Japan. J Dermatol 42: 588-595, 2015.
5. Suzuki K, Akama T, Kawashima A, Yoshihara A, Yotsu RR, Ishii N: Current status of leprosy: Epidemiology, basic science and clinical perspectives. J Dermatol 39: 121-129, 2012.

著書

皮膚抗酸菌テキスト、金原出版、2008年

本ページにおける情報は、医師本人の申告に基づいて掲載しております。内容については弊社においても可能な限り配慮しておりますが、最新の情報については公開情報等をご確認いただき、またご自身でお問い合わせいただきますようお願いします。

なお、弊社はいかなる場合にも、掲載された情報の誤り、不正確等にもとづく損害に対して責任を負わないものとします。