川崎幸病院川崎大動脈センター センター長/大動脈外科部長

大島 晋 おおしま すすむ 先生

大動脈疾患の手術を必要としている患者さんのために全力を尽くす

2009年に産業医科大学を卒業後、沖縄・中頭病院にて初期研修を行い、2011年より川崎幸病院の心臓血管外科に勤める。現在は同院 川崎大動脈センター センター長を務め、大動脈瘤や大動脈解離などの「大動脈疾患」に対する手術を手がけている。

大島先生のストーリー記事

どんなに困難な手術でも、決して諦めずに治療の可能性を探りたい
どんなに困難な手術でも、決して諦めずに治療の可能性を探りたい

行き場のない患者さんを一人でも減らすために、高難易度の手術に挑戦し続ける大島晋先生のストーリー

Q&A

Q
Q:大動脈瘤をお薬だけで治療することはできますか?
A:血圧のコントロールなどを目的として薬物療法を行うことはありますが、お薬だけで大動脈瘤を縮小させることはできません。そのため、根治的治療として、手術を検討します。
Q
大動脈瘤は、あるとき急に発生するものですか?
瘤の大きさや発生部位にもよりますが、一般的に、大動脈瘤は1年間に1mmほどのスピードで徐々に拡大すると言われています。瘤は一度できると徐々に大きくなります。破裂すると命にかかわることがあるため、大動脈瘤が破裂する前に手術などの治療を検討することが大切です。
Q
大動脈瘤に対して人工血管置換術を行った後、生活するうえで注意することはありますか?
生活するうえで制限はほとんどありません。ただ、手術した部分やほかの血管に大動脈瘤が発生する可能性がありますので、手術後にも年に1回程度、通院していただく必要があります。また、人工血管置換術を行ったあと、歯の治療で抜歯をする場合には、感染性心内膜炎を予防するために、抗菌薬の投与を行うことがあります。
Q
他院で大動脈解離と診断されました。川崎幸病院で手術をお願いすることは可能ですか?
症例にもよりますが、可能な限りお受けします。慢性的であれば外来でのフォローアップ、緊急を要する場合はドクターカーでお迎えに行くことが出来ます。

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