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へき地医療に取り組む西伊豆町田子診療所の笹井先生に一日に密着!

へき地医療に取り組む西伊豆町田子診療所の笹井先生に一日に密着!
笹井  平 先生

西伊豆町田子診療所 診療所長

笹井 平 先生

かつて遠洋漁業の基地として栄えた静岡県賀茂郡西伊豆町田子地区。人口2,300人ほどの小さなこの町は、長らく医療事情に恵まれませんでした。

そのような田子地区の医療過疎を解消するべく、1999年5月に西伊豆町田子診療所が開設され、その後2014年3月に旧診療所から車で5分ほどの現在の場所へと新築移転しました。

田子地区の住民の皆さんから親しまれている医師の笹井平先生は、2008年から西伊豆町田子診療所で診療を続けられています。

本記事では、西伊豆町田子診療所で奮闘する笹井先生の一日に密着した様子をレポートします。

西伊豆町田子診療所は、人口2,300人ほどの静岡県賀茂郡西伊豆町田子地区に1999年に開設された診療所です。

現在は医師の笹井先生と看護師3名、臨床検査技師1名、栄養士1名、事務スタッフの3名が元気に働いています。

西伊豆町田子診療所では、診療所での外来診療だけではなく、特別養護老人ホームでの回診や在宅訪問診療を行い、田子地区の皆さんが元気で長生きできるようにサポートしています

西伊豆町田子診療所

西伊豆町田子診療所では、午前8時半から11時半まで外来診療を行っています。

そして、午前の外来診療が終わると、午後の外来診療が始まるまで訪問診療の時間になります。

この日も笹井先生は午後1時半になると、臨床検査技師の西木さんと、車で10分ほどの距離にある特別養護老人ホーム「太陽の里」へ向かいました。車は笹井先生自らが運転します。

笹井先生と西木さん

特別養護老人ホーム「太陽の里」に到着すると、すぐに回診が始まりました。

こちらは、膝の痛みを訴える102歳の患者さん。笹井先生は患者さんに優しく声をかけながら、どのように痛むのか触診します。

また、ご家族や施設のスタッフとも密にコミュニケーションをとり、食事や排泄などがスムーズに行えているかを確認します。

回診の様子

診療所外で診療を行う際に欠かせないのが、タブレット端末です。

タブレット端末は電子カルテの機能を持っており、これによって患者さんの情報の管理や共有がリアルタイムで可能となります。

また、カメラの代わりとして、タブレット端末で患者さんの病変部位を撮影することもあります。

この日は褥瘡(じょくそう:とこずれのこと)の患者さんの経過を観察するため、タブレット端末で写真を撮っていました。

タブレットで撮影している様子

入所者の皆さんに親しまれている笹井先生。

施設内では『先生!』と声をかけられることも日常茶飯事です。診療は予約制ですが、皆さんの些細な健康の悩みについて、その場でお話を聞くこともあります。

親身になって入所者の皆さんに向き合う笹井先生はいつも人気者です。

患者さんとお話している様子

目の診療を行っている様子

高齢になると、患者さんが複数の疾患を抱えていることも珍しくありません。

ですから、笹井先生は患者さんの様々な症状を一つひとつ丁寧に診ていきます。患者さんの些細な変化にもすぐに気づくことができるように、ご家族や施設のスタッフと密にコミュニケーションをとることを大切にしています。

続いて、在宅医療の患者さんを訪問しました。西伊豆町田子診療所では、現在約30名の患者さんの訪問診療を行っています。

自宅訪問の様子

訪問診療

この日は90歳を超える、元漁師の患者さんの自宅を訪問しました。

こちらの患者さんは、現在娘さんと2人で暮らしています。

血圧を測ったり心音を聴いたりなどの簡単な検査を行った後は、娘さんから患者さんの普段の様子を細かく聞いて記録していきます。もちろん一人で介護を行う娘さんに労いの言葉をかけることも忘れません。

患者さんの様子を記録している写真

西伊豆町田子診療所が在宅訪問診療を行っている時間帯は、月曜、木曜、金曜日の午後ですが、緊急の場合は24時間365日、笹井先生がいつでも患者さんの自宅へ駆けつけます。

15時からは再び診療所での外来診療です。

触診の様子

こちらの患者さんは腰の痛みを訴えてやってきました。

田子地区は高齢化が進んでいるということもあり、整形外科的な疾患をもっている患者さんが多いといいます。そこで笹井先生は、足腰が悪く、診療所へ自力で来るのが困難な患者さんに対して、車で送り迎えをすることもあります。

患者さんと話している様子

以前はお好み焼き屋を営んでいたというこちらの患者さんは、笹井先生から『大丈夫だよ。問題ないよ。』と声をかけられ、思わず笑みがこぼれました。

笹井先生は患者さんの不安な気持ちに寄り添いながら、一人ひとり丁寧に診療していきます。

聴診器で診察している様子

『足腰が痛い』『目が痛い』『お腹が張っている』『貧血気味である』……診療所にいらっしゃる患者さんの症状は様々です。

そのため診療科の枠にとらわれず、患者さんを総合的にみる力が求められますが、笹井先生はこのような患者さんたちの診療を基本的に1人で行っており、あらゆる訴えに対応しています。

電話で話している様子

診療所内で対応が難しい患者さんは、西伊豆健育会病院や順天堂大学医学部附属静岡病院へ紹介を行うこともあります。このように近隣の病院と連携し、患者さんが適切な医療を受けられるような体制を整えています。

笹井先生とスタッフの皆さんは、医療の枠を超えて、田子の皆さんと家族のような信頼関係を築いています。

笹井先生は患者さんの顔や名前はもちろん、家の場所や、好きなもの・嫌いなもの、どんな生活を送っているかを把握しています。患者さんについて知ることは、円滑なコミュニケーションのためだけではなく、患者さんの病気の背景を知る大きな手がかりにもなるからだとおっしゃっていました。

先生がカルテを見ている様子

人口が少なく、高齢化の進むこの地域では、教科書通りの医療は通用しません。

スタッフ全員が協力しあって、柔軟に患者さんに対応しているからこそ、無事に日々の診療を終えられていると感じています。

西伊豆町田子診療所のスタッフの方々は皆明るくて元気です。

スタッフの皆さんの笑顔があるからこそ、田子にいらっしゃる患者さんも自然と笑顔になることができるのではないでしょうか。

スタッフの皆さん

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  • 西伊豆町田子診療所 診療所長

    笹井 平 先生

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