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“少数精鋭”のアットホームな環境で多彩な症例を経験――福島労災病院・初期臨床研修プログラムの魅力【対談】

“少数精鋭”のアットホームな環境で多彩な症例を経験――福島労災病院・初期臨床研修プログラムの魅力【対談】
新井 良尚 先生

福島労災病院 初期臨床研修医

新井 良尚 先生

佐々島 朋美 先生

福島労災病院 リウマチ・膠原病内科 主任部長

佐々島 朋美 先生

目次
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過ごしやすい気候と豊かな自然に恵まれた福島県いわき市。この地域の中核的な病院として、いわき市の医療を支えているのが福島労災病院です。特にがん診療を大きな強みとし、市内全域から多くの患者さんを受け入れています。同院では1学年2人ずつ初期臨床研修医を募集しており、“少数精鋭”をモットーに手厚い指導を行っています。本記事では、初期臨床研修プログラム責任者である佐々島 朋美(ささじま ともみ)先生と、初期臨床研修医2年目の新井 良尚(あらい よしなお)先生の対談をとおして、同院における初期臨床研修プログラムの魅力をお伝えします。

*記事の内容は取材時(2024年5月時点)の情報です。募集要項やプログラム概要は今後変更になる可能性があります。詳細は福島労災病院ホームページでご確認ください。

佐々島先生:

初期臨床研修プログラムの1年目は、最初の約7か月で内科の研修を行った後、3か月ずつ外科と選択科で研修を行います。1年目の研修は全て当院で行いますが、2年目は協力病院・施設でも研修を受けていただきます。産婦人科(1か月)、小児科(1か月)、救急部門(2か月)は福島県立医科大学、精神科(1か月)は舞子浜病院、地域医療(1か月)はいわき市内の病院・診療所での研修です。その後は当院で麻酔科(1か月)、選択科(6か月)の研修を行います。なお、研修科の時期などは相談のうえ調整することも可能です。

*2025年度以降、産婦人科はいわき市医療センターでの研修を予定しています。

MN

新井先生:

当院は福島県内のほかの病院に比べて選択科の研修期間が長く、これは私が研修先として選んだ理由の1つです。また、労災病院のプログラムということもあり、選択科の研修では市内の保健所などで産業医活動について学べる点も魅力でした。実際に1年目のときに現場に同行して職場巡視なども経験することができ、とても勉強になりました。

新井先生:

ほかに当院を研修先として選んだ決め手は、病院見学に来たときに当時の研修医の先生たちとお話しする機会があり、とても雰囲気のよい病院だなと感じたことです。「この先輩たちと一緒に働きたい」と思えたことが大きな理由でしたね。

佐々島先生:

病院全体がアットホームな雰囲気であることは当院の大きな特徴だと思います。診療科間の垣根が低く、症例に困ったときには気軽にコンサルトできますし、どの先生も快く引き受けてくれます。また、看護師などコメディカルのスタッフも優しい人が多いですね。規模がそれほど大きい病院ではないので、お互いの顔と名前もよく覚えています。

新井先生:

薬のこと、リハビリテーションのこと、検査のことなど、少しでも分からないことがあればすぐに相談しに行ける雰囲気がありますし、皆さん毎回丁寧に教えてくれます。また、スタッフ同士の関係がフラットなのも特徴だと思います。医師がコメディカルのスタッフに対して横柄な態度を取ることもなく、コメディカルのスタッフも「医師だから」といって気を遣っている感じもありません。医師たちのそうした姿を見ているので、私も周りのスタッフに気を遣わせないような医師であり続けたいなと思っています。

佐々島先生:

あとは“少数精鋭”の考え方で研修を行っていることも研修プログラムの特徴ですね。定員は1学年2人なので、処置や手術の手技などを習得するうえで、いわゆる“症例の取り合い”が起こらないことは大きな魅力かもしれません。学びたい意欲があれば、自身が担当している患者さんだけでなく、ほかの先生の患者さんにも積極的に関わることができると思います。

新井先生:

ほかの病院では症例の取り合いがあるという話をよく聞きますが、そういったこととはまったく無縁ですね。1年目の外科研修では3か月の間にさまざまな手技を経験させていただきました。マンツーマンで指導を受けられますし、診療科によっては研修医1人に対して複数の先生がついてくれることもあります。

佐々島先生:

加えて、当院は地域医療支援病院として近隣の病院や診療所から紹介患者さんを数多く受け入れているので、多様な症例を経験することができます。基本技術と総合的診断能力の習得には困らないと思います。特に患者数が多い消化器疾患については、消化器内科と外科による“消化器病センター”を開設し、幅広い診療を提供しています。がんに関しては早期〜末期がんに対する薬物療法や外科手術、緩和ケアなどあらゆる病期の症例を経験することができるので、消化器疾患を学びたい方にとっては最適な場所だと思います。

新井先生:

現在は脳神経外科で研修を行っています。指導医の先生について手術に入らせていただいたり、救急患者さんが来たときには初期検査から入院までの一連の流れを経験させてもらったりしています。当院は一次脳卒中センターとして24時間体制で患者さんを受け入れているので、多くの症例をみる機会に恵まれていると思います。

当院は一人ひとりの研修医のペースに合わせて研修を進められることも魅力的だと思います。「自分のペースで少し余裕を持って研修を進めたい」「とにかく精力的にこなしていきたい」など要望を伝えれば病院側が前向きに検討してくれるので、臨機応変に働き方を選ぶことができます。アットホームな風通しがよい環境で研修を受けたい方にとってはよい病院だと思うので、ぜひ来ていただきたいと思います。

*地域のからの要請に対して24時間365日体制で脳卒中の患者を受け入れ、急性期脳卒中診療担当医師が、患者搬入後可及的速やかに診療(t-PA静注療法を含む)を開始できる施設のこと。一般社団法人 日本脳卒中学会が認める要件を満たした場合に認定される。

佐々島先生:

病院の雰囲気もとてもよいですが、いわき市もとても過ごしやすい素敵な場所です。東北でありながら雪はめったに降らず、温暖な気候で暮らしやすい地域です。温泉や海もあり、海の幸、山の幸にも恵まれています。さらに当院の敷地内に職員宿舎があるので、通勤も苦になりません。快適な生活環境で研修を受けていただけると思います。

当院には全国津々浦々さまざまな大学から研修医の先生が来ています。病院自体の学閥もなく常勤医師の出身大学もいろいろですので、福島県やいわき市と縁もゆかりもない方でも大歓迎です。見学は随時受け付けており、何年生でも見学可能です。見学の旅費も当院で負担しています*。お越しいただくことが難しい場合にはオンラインでお話しすることも可能です。少しでも興味があればぜひお気軽にお問い合せください。

*見学の交通費は当院規定に基づき全額支給いたします。遠方の場合は当院負担で宿泊施設を準備いたします。

お問い合わせはこちら:(0246)26-1111(福島労災病院 総務課)

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