くすみ

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※この用語は、医学的には病名ではない場合、もしくは病名として認められつつある段階である場合があります。また、医療や身体にまつわる一般的な用語を掲載している場合があります。

最終更新日:
2020年03月12日
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2020/03/12
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治療

くすみは上でも述べた通り、加齢による現象であるため通常は治療を必要とせず、セルフケアで対処していくことがほとんどです。

しかし、美容上の観点から深刻な悩みの種となっているケースでは、皮膚科や美容外科などで次のような治療が行われることがあります。

薬物療法

効果が現れるかは個人差がありますが、手軽な治療方法として薬物療法が行われることがあります。具体的には、皮膚のターンオーバーを整えるビタミンB2やB6、血行を改善するビタミンEなどが配合された飲み薬、美白効果があるとされるプラセンタなどが含まれた塗り薬などを使用した治療が取り入れられています。

レーザー治療

皮膚にレーザーを当て、沈着したメラニン色素を破壊する治療方法です。特に色の濃いくすみが気になる際に行われ、通常のシミ治療の場合と異なり、ほとんどかさぶたにならないくらいの弱い出力でレーザー光を繰り返し照射して、徐々にくすみを薄くしていきます。

光治療

レーザーほど強力ではないものの、メラニン色素を破壊する効果のある“IPL”と呼ばれる光を皮膚に照射する治療法です。治療回数は6、7回必要ですが、治療後のかさぶたが少なく、メイクをすることもできるため、近年多くの医療機関で取り入れられています。

ケミカルピーリング

皮膚にグリコール酸などの薬を塗布し、角質層の古い細胞を人工的に剥がして新しい細胞への入れ替えを促す治療法です。くすみの原因となる角質層の古い細胞を取り除くことができるため、透明感のある明るい皮膚を取り戻すことができます。

一般的には2週間おきに10回程度の治療が必要であり、治療を続けている最中は皮膚のバリア機能を担う角質層が脆弱(ぜいじゃく)なため、紫外線対策などを徹底する必要があります。

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