検査・診断
アレルギー性接触皮膚炎では、原因物質を明らかにし、そのアレルゲンを避けることが最も重要です。
まず、湿疹を起こしたときの状況を詳細に問診します。問診では、発症時期、発症部位、増悪や緩解の時期と自宅・職場・発汗・日光との関連性、職業歴、趣味、化粧、家事、家族歴、薬物の摂取歴などを詳しく確認します。さらに、湿疹の出現部位、症状から原因となる物質を推測します。
原因を特定するためにはパッチテストが有効です。パッチテストは、アレルゲンを付けたパッチテスト絆創膏を健康な皮膚に貼付して、皮膚の反応を調べる検査です。通常、背中に48時間密閉貼付し、48時間後にパッチテスト絆創膏をはがし、皮膚反応を判定基準に従って判定します。さらに貼付72時間後と7日後の計3回で皮膚反応を判定します。
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