症状
エプーリスは、歯肉の突起物として認識されます。大きさは小豆大程度のものが多いですが、なかには鶏の卵ほどの大きさになるものもあります。表面はピンク色の粘膜に覆われており、基本的には物理的な刺激が加わらない限り潰瘍を形成することはありません。
ただし、大きなものは歯と当たることもあり、それに伴い出血やびらん、潰瘍を形成することがあります。エプーリスは、正常の歯肉粘膜から茎のようなくびれを持って盛り上がっていることも多いです。
エプーリスは、妊娠に関連して発生することもあります。この場合には、出産をすることで自然に消失します。
先天的に生じるエプーリスでは、前の歯肉に生じることが多く、生まれつきの突起物として認識されます。ごくまれに非常に大きくなることもあり、この際には哺乳や呼吸に支障が出る可能性も出てきます。
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