治療
カラアザールは無治療の場合、高い確率で死に至る危険性のある病気であるため、積極的な治療介入が必要です。使用される薬剤の種類としては、内服薬・注射薬・筋肉注射薬などがあります。実際にどのような治療方法を選択するかは、発症地域や医療整備体系、患者さんの状態などを考慮しつつ決定されます。
カラアザールでは、カラアザール後皮膚リーシュマニアと呼ばれる続発症を呈することもあります。周囲への感染予防の観点から治療対象になります。カラアザールは、リーシュマニアへの感染をきっかけとして発症する病気です。流行地域へ赴く際には、サシチョウバエに刺されないような対策として、長袖長ズボンの着用や虫除けスプレーの使用などを行うことが重要です。
医師の方へ
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