原因
サイトメガロウイルス肺炎は、サイトメガロウイルスによって引き起こされる肺炎です。サイトメガロウイルスは、感染者の母乳や尿、唾液などの中に含まれています。これらに接触することで、サイトメガロウイルスへの感染は成立します。ただし、健常者の場合はサイトメガロウイルスに感染しても症状が出現することはなく、体内にウイルスが潜むことになります。
しかし、移植治療後、AIDS(後天性免疫不全症候群)発症時など、免疫力が著しく低下している際には、体内に潜むサイトメガロウイルスが再活性化することがあります。再活性化したサイトメガロウイルスによって、肺炎が引き起こされることがあります。
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