症状
パーソナリティ障害は、A群クラスター、B群クラスター、C群クラスターの3つに分類されます。
- A群クラスター……奇妙で風変わりであることが特徴
- B型クラスター……演技的・感情的で、移り気であることが特徴
- C群クラスター……不安で内向的であることが特徴
さらに、パーソナリティ障害には多くのタイプがあります。なかでも多いのは、B群クラスターに分類される“境界性パーソナリティ障害”です。境界性パーソナリティ障害の患者さんは、突発的な感情の変化から自傷行為などを行うことがあります。こうした症状によって周囲の人は振り回され、波風を立てないように腫れ物に触るような接し方になることがあります。
そのほか、他者に対する不信感が強く裏切りを過度に恐れる“猜疑性(妄想性)パーソナリティ障害”、悪いことをしている認識がなく社会規範に反する行動をとるなどの特徴をもつ“反社会性パーソナリティ障害”といったタイプがあります。
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