じょうわんこつこっかんぶこっせつ

上腕骨骨幹部骨折

最終更新日:
2017年04月25日
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2017/04/25
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症状

骨折により骨の位置関係が大きくずれてしまうと、外部から見てわかるような変形がみられることがあります。また、骨折が生じた部位に圧痛、腫れ、出血斑などの症状が現れ、腕の中央部位に負荷が掛かると痛みが増強します。

上腕骨骨幹部骨折に伴って、橈骨神経(とうこつしんけい)や動脈が同時に損傷を受けることもあります。橈骨神経は腕を通る他の神経(正中神経・尺骨神経)と異なり、上腕骨中央部後ろ側を骨に巻き付くように直接接触して通過しているため、骨折に巻き込まれると、障害を生じる可能性があります。

橈骨神経が傷害されると、親指(または親指と人差指の間あたり)のしびれを自覚する、手首や指が持ち上がらずに垂れ下がるなどの症状につながることがあります。

また、上腕骨骨幹部骨折によって動脈が損傷されると、損傷を受けた部位よりも末梢の皮膚が白く冷たくなります。

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