治療
下垂体炎ではさまざまなホルモン分泌が低下するため、適切なホルモン補充療法が必要となります。
また、下垂体の腫大によって頭痛や視野障害などの症状が著しい場合には、ステロイド投与によって腫大を改善する治療が行われますが、効果が認められない場合は稀ですが外科的に腫大した下垂体の一部を切除することもあります。
ステロイド投与を続けることで、炎症は数か月で治まり、下垂体へのダメージの程度によっては下垂体の機能が回復する場合もあります。このため、下垂体炎は外科的な治療を行う前に適切な診断と内科的な治療が行われる必要があります。
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