症状
胸鎖乳突筋の損傷・瘢痕過程が進展し、症状が現れます。具体的には、頭が傷ついたほうに傾き、顔がその反体側を向くようになります。
胸鎖乳突筋は首を動かすのに重要な筋肉であるため、先天性筋性斜頚ではうまく首を回すことができない、といった症状も現れます。さらに、瘢痕形成がはっきりすると、首にしこりを触れることもあります。
先天性筋性斜頚は、生後すぐにはあまりはっきりせず、生後2~3週間ほどの経過と共に、徐々に症状が明らかになることもあります。
そのため、1か月健診をきっかけとして、初めて病気が診断されることもあります。
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