症状
光沢苔癬では、数mmまでの小さな丘疹が皮膚の一部に集まったような状態になります。一つひとつの皮膚病変のてっぺんは平坦であり、丸みを帯びた形をしています。皮膚そのものの色と大きな色の違いはありませんが、少しピンクがかることもあります。
光沢苔癬で生じる皮膚変化は、胸やお腹、手や陰部周辺にみられることが多い一方、手のひらや足の裏などに生じることはまれです。
基本的には見た目の変化以外には特別な症状が現れることはありませんが、かゆみを伴うこともあります。
光沢苔癬は、がんに変化したり、周囲に感染して病気が広がったりするタイプの病気ではありません。時間経過と共に、自然に消失することも期待できます。
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