治療
出血性ショックでは、血液循環を保つための治療が必要不可欠です。そのため、静脈カテーテルを留置する場所を1か所ではなく複数箇所にして、輸液や血液製剤の輸血などを行います。酸素の投与を開始しながら必要に応じて、挿管などによる呼吸のサポートも行われます。
また、出血源に対しての治療アプローチも重要です。出血を起こしている部位に応じて、手術や内視鏡での止血などの方法を必要に応じて考慮します。
出血性ショックは、病状が刻一刻と変化することも懸念されるため、各種のモニタリングをしながら集学的(複数の治療を組み合わせておこなう)な治療が必要とされます。
医師の方へ
「出血性ショック」を登録すると、新着の情報をお知らせします