原因
前房出血は、目に入る光の量を調節する虹彩という部位が切れて目の表面の透明な角膜と虹彩に囲まれた“前房”に出血が生じる病気のことです。
主な原因は眼球への外力とされており、特に球技や格闘技などのスポーツで発症しやすいとされています。そのほか、糖尿病などによって生じる眼内の異常血管の破綻によって起こることもあります。
また、抗凝固薬など血液が固まりにくくなる薬剤を内服中の方は発症リスクが高くなるため注意が必要です。
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