治療
前立腺炎の治療は、細菌性か非細菌性かによって異なります。細菌性前立腺炎の場合、抗生物質を内服して原因となっている細菌を死滅させます。高熱がみられる場合など、全身状態が悪い場合は入院して点滴による治療を行うこともあります。
非細菌性前立腺炎の治療
非細菌性前立腺炎の場合、前立腺への血流を改善するPDE5阻害薬に効果があることが報告されています。そのほか、抗生物質、鎮痛剤、漢方薬などによる薬物療法が行われることもあります。
また長時間の運転やデスクワークなど前立腺に負担がかかる姿勢は避け、多量の飲酒や辛いものの摂取は避けるようにします。ストレスで症状が悪化することがあるため、ストレス解消を心がけることも大切です。
非細菌性前立腺炎は慢性化しやすく、症状が長引くことが多いため、根気強く治療を続ける必要があります。
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