治療
多くの場合は無症状であり特別に不快な症状を引き起こしません。そのため、特に治療介入をせずに経過観察を行うことがほとんどです。
しかし、排尿障害や痛みなどを引き起こすような前立腺結石では、治療介入を検討します。具体的には、原因となっている結石が存在する前立腺部位を内視鏡手術で切除することが検討されます。
また、前立腺結石の背景因子に対しての治療介入が検討されることもあります。たとえば、細菌感染が結石形成の誘因となっていることが疑われる場合には、抗生物質の使用が検討されます。
前立腺結石は必ずしも治療対象となるわけではありませんが、症状の変化に注意しつつ、適切なタイミングで治療介入を行えるよう、経過を追うことが大切です。
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