症状
動脈瘤様骨のう腫の多くは、大腿骨や上腕骨などの長い骨や脊椎に生じます。また、鎖骨や指の骨、踵骨、骨盤にも発生することが報告されています。
発症部位によって症状は異なりますが、多くは病変部に痛みを生じ、腫瘍部位が腫れとして体表から触れるようになります。これらは動脈瘤性骨のう腫の二大徴候とされており、発症部位によらず広くみられる症状です。
また、病変部に骨折を生じることがあり、しばしば多くの出血を伴います。脊椎に発症した場合には、大きく膨れた病変部が脊髄やそこから分布する神経を圧迫し、しびれや感覚異常、麻痺などの神経症状を呈することもあります。
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