原因
反屈位になる場合に必ず明らかな原因があるとは限りません。偶然、そうなってしまうことも少なくありませんが、発生リスクを上昇させる要因はいくつか考えられます。たとえば子宮の形態異常が挙げられます。これは子宮の形状が原因となってうまく屈位を取れないものであり、たとえば子宮筋腫がある、子宮奇形を持っているなどです。
その他に、微弱陣痛といって、陣痛が十分な強さを保てないことも原因になりえます。陣痛がしっかり胎児に伝わると、産道の形状に合わせて胎児は自然に屈位をとることが多いのですが、陣痛が弱いために中途半端な格好で産道を進むことになり、反屈位が持続してしまうことがあります。
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