症状
口唇裂創が生じると、局所の痛みや腫れが現れます。口唇を含む顔面領域は血液供給が多い部分であることと関連して、小さな傷でも比較的多くの出血がみられる可能性もあります。
また、口唇裂創が生じた状況によっては、口唇だけに傷口が限局せず、歯が抜けたり、歯肉が傷ついたりすることもあります。さらに、出血や組織損傷によって空気の通り道が阻害され、結果として息苦しさが引き起こされることもあります。
また、顎や頬の骨が損傷を受けると、口が開けにくい、口を開けようとすると痛みが生じるなどの関連症状がみられる場合もあります。
そのほかにも、神経損傷が生じることから、しびれや感覚が鈍くなるなどの神経症状を伴うことがあります。
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