治療
口角びらんは、症状や原因によっては無治療でも改善が期待できるケースもあります。治療を行う場合には、細菌や真菌に対応するための抗生物質や抗真菌薬を使用することが検討されます。
また、皮膚病変の改善を促進させるために、ワセリンやステロイド外用薬などを使用することもあります。
鉄欠乏性貧血やビタミンB欠乏が原因として考えられる場合には、鉄剤やビタミン剤の補充療法を行います。口周りの不潔な状況が口角びらんを引き起こしている場合には、食べカスをしっかりと拭き取る、乳幼児では指シャブリを控えさせるなどの対策も大切です。
口角びらんの経過は、原因によってさまざまです。治療をおこなう際には、どのような原因によって引き起こされているのかを知ることが求められます。
そのため、口角びらんが生じた際には医療機関を受診し、診断に基づく治療方法をとることが大切です。
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