原因
胎児が子宮のなかで発生する段階で、指の形成がうまくいかないことが原因です。
胎児期の指は、初期の段階ではそれぞれの指がくっついています。指と指との間のくっつきは、赤ちゃんが大きくなる段階で徐々になくなっていき、最終的に指と指が離れます。しかし、この過程において異常が生じると合指症が発生します。
指の発生でおこる異常は、染色体や遺伝子に異常が存在することが原因となっている場合があります。合指症は、単独で生じることがある一方、何かしらの先天性疾患(たとえば、ポーランド症候群やアペール症候群)の一症状として生じることもあります。
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