検査・診断
慢性的な下痢や貧血、体重減少などを認める場合には吸収不良症候群が疑われ、原因の特定や確定診断のためにさまざまな検査が行われます。
一般的には、まず血液検査で血液中の鉄やたんぱく質などの栄養素が不足していないかなどを調べます。必要に応じて、消化吸収試験という吸収障害が疑われる栄養素を含む食物を摂取して、便中に排泄される脂肪の量を測定する検査を行う場合もあります。
このほか、小腸粘膜の状態を調べるために造影剤を用いたX線検査や内視鏡検査などが行われることもあります。
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