症状
舌の表面には、舌乳頭とよばれる無数の小さな突起があり、構造によって糸状乳頭、葉状乳頭、茸状乳頭、有郭乳頭の4種類に分けられます。地図状舌は、舌の表面全体に広がって存在する糸状乳頭が消失あるいは平坦化することで紅斑が生じます。紅斑の周囲は糸状乳頭の上皮が厚くなることで白くなり、1~3mm幅で白色の帯状に縁どられます。
自覚症状はほとんどありませんが、刺激物を口にした際に“しみる”という症状や、歯や歯の詰め物などが当たった際に“ヒリヒリする”などの刺激痛、軽い味覚異常がみられることがあります。
医師の方へ
「地図状舌」を登録すると、新着の情報をお知らせします