治療
基底細胞がんは悪性腫瘍の一種であり、診断が付き次第、積極的な治療介入が検討されます。具体的には、手術による切除、放射線療法、薬物療法、凍結療法などが検討されます。実際にどのような治療方法を組み合わせるかは、病変の広がり具合、病変の部位、年齢、全身状態などを総合的に評価したうえで決定されます。
基底細胞がんは転移をすることは多くはありませんが、治療を行った後にも再発をきたすことが懸念される病気です。そのため、治療を行った後にも定期的に経過観察を受けることが必要です。
基底細胞がんでは、病状を放置することで周囲の組織が破壊されることも懸念されるため、病気の存在が疑われる際には、早期に医療機関を受診することが求められます。基底細胞がんを正確に診断し、適切な治療方針を決定するためにも、診療に長けた医療機関を受診することが、とても大切であるといえます。
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